もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

大学院に入学したぞ〜入学式〜

4月某日、無事に大学院に入学しました(アルハムドリッラー)。
入学式当日に大学へ行って見ると、「平成29年入学式」というでかい看板が門にどーん!
そして新入生を迎えるウェルカムボードがどーん!!
サークルの看板がどどーん!!
さらに入学式会場の前にもどでかい「入学式会場」の看板どどどどーーん!!!

と、看板づくし。
しかも、入学式看板の前には写真撮影の列...。
素敵なお父様、お母様(またはご親戚)の方々と写真を撮る若人たち...。


なんか、、、若くね??


と、不安になりましたが、とりあえず入学式の会場であるホールに入ってみました。

そこにはリクルートスーツ?という黒いスーツの若人がひしめき合っていました。
(ちなみに私はGUで買ったピンクのロングスカートにジャケット&スカーフという姿)

私は言語社会科に入学するのですが、うっかり経済学部か法学部の席に座っていたようで、若さマックス!!
ほぼ大学生だったと思います。

さらに、翌日の健康診断では大学内のあちこちでサークルの勧誘が!!
(学部生も大学院生も同じキャンパスのため、学部新入生狙いのサークルの勧誘が激しかったです)

「山登りに興味ない?」
「一緒にバンドやろうぜ!!」
「漫画書きませんか〜」

などなどの新歓に燃える若人に溢れるキャンパスを行ったり来たり...もうぐったり。

サークルなんて、マジでどうでもいい。
(そりゃそうだ)

そして、仲良しごっこもどうでもいい。

自分の大学生時代を振り返ると、この新歓に圧倒されて、「周りと仲良くしなきゃ」というよくわからないプレッシャーに苛まれていたことを思い出しました。
あれから十数年...マジでどうでもいい。

人付き合いは大事だと思いますが、誰とでも仲良くする必要はないし、むしろ信頼できる人が1人でもいればいい。
何人もいると疲れるしね。大変だしね。
あと、サークルやらなんやらよりも自分の研究が大事だから。
勉強とか研究で切磋琢磨できる関係が大事。

こう思えるようになったことに感謝。
大学生の時の自分に教えてあげたい。
大学で友達がいなくたって、食堂で一人でご飯を食べていたって、世界中に居場所はいくらでもあるということを。



自分の勉強と研究に集中してキャンパスライフを楽しもう。
そんなことを思いつつ、入学ウィークは終わりました。
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勉強会メモ:ルーブリック評価について

先日、非常勤講師として働いている日本語学校で、評価のルーブリックについて勉強会があったので参加してみました。
これは東京大学のオンライン講座の「動画で学ぶ」を見て、その後ディスカッションや活動を通してルーブリック評価を体感する、と言う内容でした。

なので、まずはこちらの動画を見ます。
東京大学 インタラクティブ・ティーチング week6「WEEK 6 学びを促す評価」


さて、まずは動画をどれだけ理解したかをチェックします。

この動画の到達目標は?

1.評価の意義について説明できる
学生にとっての評価の意義...到達度の把握、学びの支援
教師にとっての評価の意義…理解度の確認支援、授業の改善
機関にとっての評価の意義…質の保証、説明責任


2.統括的評価と形成的評価の特徴について説明できる
・統括的評価:合否判定、最終的にパスできるかどうか(最後にチェック)

・形成的評価:理解度を図はかるためのもの、コースの段階で評価する(通常、成績には含まれない)


3.評価の’評価’において重要な点を説明できる
信頼性:同じぐらいのレベルの学生が何回やっても同じ結果がある
妥当性:測りたいものが測れているか
…これが難しい。センター試験の問題点。
客観性:違う教師が測っても同じ
効率性:採点に時間がかからない


4.ルーブリックの基本構成を説明できる
・課題:一番上のタイトル…教員が期待することを入れる
例)✖️プレゼンテーション→○アンケートで取った内容のプレゼンテーション

・評価観点:一番左の項目…一般的に7つまで
※質についての文言を入れない。質は評価基準に入れる
・評価尺度:ABC(優劣)…5つまで
・評価基準:具体的に記述

5. ルーブリックの作成手順を説明できる
1.評価観点を決めて
2. 尺度の段階数とラベル(段階)を定める
3.評価基準を定める(作る順番は、一番いいもの→悪いもの→真ん中)

以上が、動画の理解度チェック。

続いて、実際にルーブリックの評価基準を作る活動をしました。
今回は評価課題と尺度はすでに指定されていて、中身である評価基準を作る活動をグループでしたのですが、、、
その活動を通して思ったこと。
・模範的なものはとてもよくしたほうがいい
・文章化するのが難しい。
・中間の尺度が難しい。比較の「は」が多い。
・尺度が3段階は難しい。最低に付ける場合は少ない。
・曖昧な表現を避けるためには数字を入れたほうがいいが、数値化するのが難しい
・実際の授業では…学生に対しての場合、わかる言葉で言うのが難しい、点数化するのでルーブリックの意味がなくなるのでは…?

でした。

そして、他の人たちの意見としては、
ルーブリックを作って見て、、、各グループふりかえり
細かく書きすぎてチェックリストになってしまう。文章化が難しい。
模範的→要指導→標準の作り方が難しい。標準から作るグループもあり、標準を決めるのが難しい。
ブラッシュアップ(いろんな人の意見)が必要。
課題自体に個人差があるので、定義しないで基準を決めるのが難しい。
挨拶はコミュニケーションか、態度か…どちらの項目にするか迷う。
性格ややる気をどうはかるのか。
ラベルが「標準」だと、標準から決めたくなる。
望ましい態度コミュニケーションの取り方とい項目が曖昧だと基準を作るのが難しい
抽象的な言葉を使うと人によって違うので難しい。
語彙の違いで評価観点が変わっていく。

でした。

以上。

(本当にメモだな...)

そうだ、大学院へ行こう〜説明会に行ってみた〜

「大学院に行くことになったんです(アルハムドリッラー)」
とご報告をすると、「えー、すごいね。前から準備してたの?」と聞かれることが多いのですが、あいにくそうでもありません。かなり行き当たりばったりです。

そもそも前回のブログにも書いたように今後の働き方や教師の存在について考えるようになり、「今後の教師のあり方や学習者たちのことをもっと知りたいなー」と思うようになりました。

とはいえ、具体的に考えていたわけではありません。

嘉悦大学で「ソーシャルネットワーキングアプローチ(以下、SNA)と日本語教育」というタイトルの研究会が開かれました。
そこでカリフォルニア大学の當作靖彦先生のセミナーがある、という情報を得たのでぶらりと行ってみました。
SNAは語学教育のこれからにつながると思っていました。
「語学は人と繋がることに意味がある」というメッセージがあり、「NIPPON3.0の処方箋」を読んでワクワクしたので是非直接お聞きしたい!と行ってみました。

そこでもちろん、お話も楽しかったのですが、貴重な出会いがありました。
私の友人Aちゃんは、もう1年以上前から大学院に行こうと決めていて、この日も参加していた友人たちに大学院の情報を聞いていました。私もなんとなーく一緒に聞いていたのですが、その中でAちゃんの先輩Tさんという人が大学院1年目だそうで色々お話を聞かせてくれました。
Tさん曰く、Tさんの大学院は人間関係が良く、いろんなゼミにも行けるし先輩が優しく教えてくれる、と言っていました。
私は研究といえば避けて通れない「統計学」なるものに恐怖を覚えていたのですが、「それも先輩たちが教えてくれるよ」とTさんは言っていました。

さらに、「近いうちに説明会があるから来てみなよ」と誘われて、Aちゃんと一緒に説明会に行くことにしました。


この時点で、私はAちゃんについて行くぞ。ぐらいの気持ちでした。
大学院には興味ありましたが、お金もかかるし、家族のこともあるし、仕事もあるし、、、

でも、説明会に行ってみて、教授と直接お話して、「面白いな!!!!」「大学院に行きたいな!!!!!」と思うようになりました。
何が面白かったのか、うまく言えません。
教授の雰囲気、応対が私にとってすごくいい感じでした。


あ、そう言えばその素敵な教授にインタビューさせていただきました。
詳しくはこちらをどうぞ。
「センパイ! 大学院って何をすればいいんですか!? Vol.2 大学教授のセンパイ《前編》」

そうだ、大学院へ行こう〜きっかけ〜

2017年の4月から大学院へ入学できることになりました(アルハムドリッラー)。

日本語教師の世界では「もうこれからの日本語教師は大学院に行くのは当たり前で修士出たぐらいじゃ仕事ないっしょ、博士号取らなきゃダメっしょ」という人がいたり、「これからは学位じゃなくて経験がものをいうんだから大学院なんて行っても無駄っしょ」という人がいたり、まあとにかくいろいろです。

ですが、海外で2、3年仕事をした後も日本語教師を続ける方で大学院に行かれる方は結構いると思います(体感)。

私も最初はヨルダンの帰国後は大学院か、その他の仕事や起業...と悩みました。
でも大学院で何を学びたいかわからず、大学院は学ぶところではなく研究するところだと先輩に言われて、研究したいテーマがないのに入ってもしょうがない、ていうか研究計画書(大学院入試の際に提出する書類、修士論文で扱うテーマについて熱く語るという内容)書けない...と思ったので、まずは働くことにしました。

それでアレヤコレヤしているうちに1年が過ぎ...
いろんな仕事をさせていただいて、日本にいる学生たちとも交流できるようになり、楽しいと思えるようになってきました(もちろん大変なこともありますが)。

日本での仕事も楽しい。
日本での生活も楽しい。
それはとてもありがたいのですが、さて将来どうしよう?と思った時にこのままの状態でずっと働き続けられないなと思いました。
日本語学校の非常勤講師の収入だけでは将来が不安ですし、その他の仕事も安定しているとは言えない上に時給で働き続けることにちょっと疲れてきました。
起業しようとも思いましたが、お客さんの確保や事業展開などよくわかりません。

そして何より、「日本語教師」という仕事は今後も存在し続けるのか?と疑問を抱くようになりました。
もちろん、教師は必要だと思います。ただ、日本語を教えるだけの仕事はもうなくなるんじゃないかと思うようになりました。
そうなると、今後生きていくためにはどんなスキルが必要なのか?
どんな教師が必要なのか?
ていうか語学を学ぶ意味ってそもそもなんなのか?
などなど、考えるようになり...そこで、「そうだ、大学院へ行こう」に繋がっていきました。

と、一応理由があるような感じではありますが、実際具体的な展開になったのはまた別のお話です。

「日本語教育のPodcast」を始めました。

4月から大学院に通うことになりました(アルハムドリッラー)!
何をどうして行ったらいいのかわからず不安になったので、大学院を卒業した先輩方にインタビューをしよう。
でも私だけ聞くのは申し訳ないので、その内容をPodcastで配信してしまおう。


ということで、Podcastを作っちゃいました。そしてそれがウェブマガジンに連載することになりました。
センパイ!大学院って何すればいいんですか!?



1回目は以前、「カケポんかけだし」という番組でもインタビューを受けてくださった村上吉文さんです。
詳しくは上記のHPでご確認ください!

今後タイトルが変わったり、別チャンネルで発信するかもしれませんが、とりあえずお聞きください〜〜〜。