もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

会話クラブ 第3回:ラマダン

先週の会話クラブについて。

テーマ「ラマダン」

今回の参加者は、日本語学習者4名、日本人4名でした。
しかも日本人のうち2人は旅行者で、ヨルダンの予備知識がほとんどない、という方々。


まず、基本的なことですが、「ラマダンって何?」という質問からスタート。

ラマダンは、イスラム暦の9月のことです。
日本の旧暦みたいなものですね。
そして、この月に断食をします。
断食は一日中食べないのではなく、日の出から日の入りまで、正確に言うと夜明け前のお祈り(ファジュル)から日没後のお祈り(マグリブ)までの間は飲食を断ちます。

ラマダンは約一ヶ月続きます。
*ラマダンは新月によって開始と終了の期間が決定するので、正確なことはわかりません。
 大体この日だな、というのは決まっていますが、実際に始まるかどうか、終わるかどうかはテレビなどで放送されます。


そしてラマダンが終わったら、イードという祝日があります。
直後に3日間、約2ヶ月後に4日間お休みがあります。

と、ここまでの時点で日本人旅行者から「へえ〜」という感想がもれました。
断食が2、3日だと思っていたようです。
いやいや、1ヶ月ありますよ。長いですよ!


では、そのラマダンについて、ヨルダンの皆さんはどう思っているのか。という問いに対して・・・

「ラマダンは体にいい」
「ラマダンは大切。とてもいい習慣です」

という答えばかり。

断食=つらい、というイメージがありますが、
こちらの人たちにとってラマダン=ヘルー(良い、カワイイ、の意味)のようです。


なぜか。


それはラマダンに「貧しい人の気持ちを知ろう」という目的があるからだそうです。
コルアーンに書いてあるのかどうかはわかりませんが、学習者たちが言うには、

断食をすることによって貧しい人たち、ごはんが食べられない人たちの気持ちを知ることができます。
その気持ちを知ることで、もっと貧しい人たちにやさしくしよう、分け与えよう、という気持ちになれます。

だからラマダンは大切です」

との意見でした。

そして、

ラマダンが良かろうが悪かろうが、やらなければいけないものです。選択肢はありません

という意見もありました。
とはいえ、この意見を言ったMさん(12歳)も、「ラマダンはヘルー」と言っていました。

他にも、
ラマダン中は痩せるので、いいです
とか、
断食をすることによって体が浄化されるので必要です
などなどの意見もありました。

今回は、日本人が質問して、ヨルダンの学習者が答えるような会になりました。
相互交流になったかどうかはあやしいですが、たくさん話すチャンスにはなったと思います。

私自身もラマダンを改めて知る良い機会になりました。
ハムドゥリッラ!
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