もし日本語教師がアラビア語を勉強したら

日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編、日本生活復帰編を経て、大学院編に突入します!

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会話クラブ 第6回:三味線披露&音楽について

今回は同期のマリカさま(音楽の先生)が遊びにきてくれると言うので、
「ついでに何か楽器弾いて~」
と、かる~くお願いしたら三味線を持ってきてくれました!!
ありがとう、マリカ!!

事前にfacebookで告知したところ、参加者は13人。

まずは、「三味線を知っていますか?」という質問からスタート。
知っている人は日本人を除いて数名。アニメで見た(聞いた)ことがある、と言う人も。
以前ヨルダンのジャパンイベントで見たことがある人もいました。
そこでマリカ先生から三味線の説明をしてもらって、一曲披露していただきました(勧進帳の曲でした)。

マリカ先生、ちょっと緊張?


その後、マリカ先生から、
「どんな音楽を聞きますか?」
「どんな音楽が人気ですか?」
「ヨルダンの学校では音楽を勉強しますか?」
などの質問。

最近流行の音楽は、エジプト方言やレバノン方言で歌っているものが多いそうです。
そして歌詞の内容は「好き、好き、好き~」みたいな、意味のないものが多くて、会話クラブに来ている人はあまり聞かないと言っていました。
それよりも歌詞は2、30年前のもので、フスハー(標準語)で歌っている歌手の歌を聞くそうです。
歌手の名前・・・忘れました。すみません。

そして音楽教育ですが、ヨルダンではあまり重視されていません。
今回のゲスト、マリカ先生は国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校で活動しているのですが、学校が171校に対して、音楽の先生は10人だそうです。
どう考えても足りません。

ちなみにヨルダンの公立学校は音楽、美術、体育の時間はないそうです。
私立はそれなりにあるそうですが・・・。
貧富の差が学ぶチャンスの差、と学生が言っていました。
(これはヨルダンの大きな問題点ですが、割愛します)


さらにヨルダンで大学に入るには全国統一試験「タウジーヒ」というものを受けて、その点数によって申し込める大学が決まる、というシステムになっています。
ですから大学入学前に、学生はタウジーヒのために1年かけて勉強します。
科目はアラビア語、英語、数学、物理・・・などなど…とにかく全て。

で、このタウジーヒに音楽は含まれていません(美術、体育も含め)。
だから学ぶ意味がないと考える人も多いのかもしれません。

そのせいか、学生からこんな質問がありました。

音楽は必要ですか?

それに対してマリカ先生は、

「そうですねぇ…。確かに音楽をやってもお金持ちになれないし、役に立たないかもしれません。でも、心が豊かになれるとわたしは思います。」

と、答えていました。


……か、かっちょええーーーー!!


このセリフに、別の同期が涙しました。
わたしも泣きそうでした。
だって日本語も同じだから。

こんな素敵な同期がいてアルハムドリッラー。

学生にも、皆さんにも、この感動が届いたらいいなあ。


最後に希望者は三味線体験をさせてもらいました!
みんなドキドキですね!




マリカ先生、
参加者の皆さん、
ありがとうございました!
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