もし日本語教師がアラビア語を勉強したら

日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編、日本生活復帰編を経て、大学院編に突入します!

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ヨルダンの旅 カラク 障がい者施設とi+1

前回に引き続き、南部の町、カラク行きについて。

カラクには同期が2人、障がい者施設で活動をしています。
この2人を頼ってカラクへ行ったわけです。
私にとって旅=誰かに会いにいくもの、という認識がどこかにあるようです。

さて、わたしの人生の中でヨルダンに限らず障がい者施設を訪問するのはこれが初めてです。
そして他の日本人が働く施設を見学するのもこれが初めてです。
(2013年の目標、「いろんな現場を見る」も実践!)

この施設は主に知的障がいの方を受け入れていて、通いではなく入所、つまり施設で寝泊まりし、生活するスタイルの施設です。
施設は男女別れていて、入所されている方々(「入所者さん」というそうです)が男女行き交うことはないそうです。
スタッフは同期を除いて全員現地スタッフ。
英語があまり通じないスタッフも多いです。
そして、女性が圧倒的に多い。入所者さんは男女別れていても、スタッフは主に女性でした。

まず、施設内に足を踏み入れて、鮮やかな壁に驚きました。




これは利用者さんが描いた作品をスタッフの一人が飾りとして展示しているそうです。
ただし、このように鮮やかに彩られているのは女性棟の活動をする場所だけで、あとは殺風景。
とくに男性の棟は飾りがほとんどありません。
これはそこに配属されているスタッフの方向性によって違うようです。

・・・と、いろいろ思うこと、書きたいことはありますが、大人の事情で書けることは限られますので大まかな感想としては、

入所者さんたちは、「なにもできない」というわけではないということ。
確かに中には車いすの人もいます。歩くことが難しい人もいます。
でも彼らは全く何もできない人ではないということ。
そして何も理解していないというわけではないということ。
絵を描いたり、歌ったり、踊ったり・・・それにお互いに助け合って生きようとしています。

自分は日本語教師なので、つい思ってしまうのが「i+1」の考え方です。

語学習得が最も伸びるのは自分の実力よりも少し高い課題を与えられた時であり、教師は学習者が課題を達成できるように橋渡しをするのが役目だということを学びました。

障がい者と言われる皆さんも同じなのではないでしょうか。
何もかもできない、与えなければならない、という考えではなく、自分でできることは自分でして、難しいことはだれかがサポートして・・・。。。

なんて、副詞のことは知っていても福祉のことは何も知らないくせに偉そうに語ってしまいました。反省。


いずれにせよ、とても良い経験をさせていただきました。
入所者さんの表情はみんなまっすぐで心を動かされました。良い笑顔です。
ありがとうございました!!!
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