もし日本語教師がアラビア語を勉強したら

日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編、日本生活復帰編を経て、大学院編に突入します!

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ラマダン中の授業

ラマダン・カリーム(※)!!!

ラマダンとはイスラム暦の第9月のことであり、この月はイスラム教徒の皆さんは日が出ている間(正確に言うと朝のお祈り〜夕方のお祈りの時間まで)断食します。

イスラム暦は日本の旧暦のようなもので毎年10日ぐらいずつ早まるのですが、いずれにせよ今年(2013年)のラマダンは7月11日から始まりました。

7月はもちろん、です。

ヨルダンは湾岸のサウジアラビアやカタールと比べたら比較的すずしい方ですが、連日30℃を超えています。
そんな中で、断食をしなければなりません。
とはいえ、ムスリムの中で「うわー、ラマダンめんどくさ!」と言う人を観たことがありません。
みんな「ラマダンだ。ばんざーい!」といったようにウキウキワクワクモードです。

どうやらラマダン中にムスリム的イイコトをすると 通常よりも100倍ぐらい価値があるらしく、その分天国への階段を駆け上がれるというわけですね。
それに断食をしてはいますが、その分、夕方のお祈り後の夕食をみんなで分かち合える喜びがひとしおのようです。
この夕食のことを「イフタール」と言います。
ラマダン中は家族や親戚や仲の良い人たちと共にイフタールを食べて絆を深める時でもあります。
そしてお腹を空かせることで飢餓に苦しむ人の気持ちを知って親身になろう・・・とかまあいろんな意味合いがある月なわけです。

さて、そんな中、私の勤務先であるヨルダン大学は夏学期/サマーセメスターを絶賛開講中☆です。

ご想像ください。

朝4時前に起きて、ごはんや水分を補給し、お祈りをして仮眠をとってから朝9時ぐらいから大学へ行き、勉強します。
それから家に帰って昼寝したりしなかったりですが、とにかく寄るまで何も食べず何も飲めず・・・。
8時ぐらいのアザーン(礼拝を呼びかける音)以降、やっと飲み食いできます。
その後、夜中までごはんを食べたり散歩したり時には日中できなかった勉強したりするので寝るのはたいてい2〜3時。それからまた4時前にごはんを食べて・・・


こんなスケジュールで勉強に集中できますでしょうか????


・・・これが意外となんとかなるものです。
さすがみんな、子供の時から鍛えられているおかげか、はたまた若さのおかげかはわかりませんが欠席率も低く、授業にもちゃんとついてきています。
まあ多少はぐったりしていたり、女子学生は化粧が薄くなったりはありますが、もっとひどい状況を予想していたのでなんとかなっています。

それに大学はラマダンが始まってから授業時間が30分切り上がって早くなりました。
みんな早く帰って昼寝しよう!という配慮でしょうか。
さすが、イスラムの国。

わたしも今年は断食に挑戦していますが、、、授業後に水分補給できないのはきついですね。
それにみんなは早朝に起きてごはんを食べるなり水を飲むなりしていますが、わたしは寝ているので・・・汗。
ですので夕方8時までの断食は到底無理なので、お昼過ぎまでの断食にしています。
これはムスリムの子供たちが断食に慣れるためにやる「小鳥断食(スィヤーム アサフィール)」という特別ルールを使わせていただいています。
もう結構な大人だけど。


夏学期もあと1週間。ラマダンはあと3週間ぐらいでしょうか。
学生よ、倒れずについてきてね!
と、願うばかりです。

ラマダン・ムバラク!


※「ラマダン・カリーム!」「ラマダン・ムバラク!」はラマダン中の挨拶。
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