もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

ノンネイティブ講師育成プロジェクト③ 面接本番

前回に引き続き、アシスタントの面接について。

面接にやってきたのは6名。
女性3名、男性3名。(本当は4名だったけど、1名は「まだ準備ができていない」という理由で当日来たのにも関わらず面接を受けずに帰ってしましました)


私がインタビュアー。T&K先生が記録係。そして技術面接のアラビア語の説明に関してはT先生に確認してもらいました

普段学生として接している相手を面接する経験も初めてで、なんだか緊張。。。
相手も緊張しているのでとりあえずスマイル。

面接で面白かったのは「ノンネイティブ講師のメリットとは?」についての回答。

自分もまだ勉強している身だからいろんなアドバイスができる。
自分が苦労した分、簡単に学べる方法を今では手に入れたからそれを共有したい。
学生に勇気を与えられる。
日本語はアラブ人にとって難しいけど、同じアラブ人が勉強してアシスタントをしている姿を見たら「わたしもやればできる」と思ってくれるはず。学ぶ勇気を与えられるのは同じアラブ人、同じ日本語学習者だからこそ。

・・・などなど。

アシスタントが学習者に「勇気を与える」とは、想像以上の回答。
そんなことを考えていたなんて知らなかったよ!
なんだか胸が熱くなりました。

日本語が「好き」で始めたのに、教える側にまでたどり着いた学習者たち。
ネイティブじゃないからこその強みがこんなにあるなんて!
本当にその通りだよ!
ネイティブが万能ではない。ネイティブだからって良いわけじゃない。
今まで自分はネイティブであることにあぐらをかいていたような気持ちになりました。


そして、「ノンネイティブとネイティブのチームワークはどうすればいい?」については、

先生には言いにくいこともアシスタントには言いやすいから先生と学生の橋渡しをしたい。
学生の視点からわかりやすい教材や授業作りのアシスタントをしたい。

という声も。
確かに私の教材やパワーポイントは私の視点で作られているので、学生にはわかりにくいところがあるのかもしれません。学生がどう思っているのか、その反応を見ながら毎回作り直していますが、学生の声を事前に聞いて作り込むってことはしたことがないので、、、学習者の意見を取り入れながらの教材作り・・・面白そう!


人との出会いって素晴らしいですね。感謝です。
最初、面接をしろといわれた時に嫌だと暴れてすみませんでした。M会長。
いろんな意味で勉強になりましたし、普段見ることのできない学習者の一面を見られて本当に良かった!


以上、2時間以上かかって6名の面接を終え、協議の結果、Oさんという男子学生にアシスタントをしてもらうことになりました。
Oさんは大学4年生で、人物面接も良かったし、技術面接では立ち上がって身振り手振りを使って説明していたのが高評価でした。
将来、Oさんが日本語を教え続けるかどうかは謎ですが、彼の人生にとってこの機会が良い刺激になること、そして彼の存在が他の学習者の良い刺激になると信じて今後一緒に授業を作っていけたらと思います。


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