もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

ヨルダンに来てからのアラビア語:学習の目的

このブログの本来の目的、「アラビア語学習」について最近めっきり書いていませんでした。

ヨルダンに来てからというものの、アラビア語がみるみる上達するに違いない、と思っていたのですが、、、うーん、実際どうでしょう?

振り返れば、ヨルダンに来てから通っていた語学学校ではモチベーションが全く保てず引きこもりの生活をしてしまいました。

その後、日本語教師として働きだすと、アラビア語を使わなくても問題ないという現実。
なぜなら職場は大学と語学教室なので、基本的に英語が通じます。
月に1度ほど大学では教師陣の会議がありますが、それも全て英語です。
学生への説明も英語ですれば十分だし、何より文法説明等の教材もすべて英語です。

ヨルダンでは初等教育から英語を勉強しているし、大学の授業が英語だったり専門書は英語でしか手に入らなかったりするので、知識人は英語で話したがる傾向があります。

それでも、私はヨルダンに来てからも試行錯誤、アラビア語の勉強を続けています。
そして時々、授業の中でもアラビア語を使うようにしています。

私がアラビア語を勉強していると学生にも積極的に言ったり、授業内外でアラビア語を教えてもらったりしています。

なぜ、私はそこまで必要ではないアラビア語を勉強し続けるのか??

もちろん、語学を勉強するのが好きだからという理由もあります。
日本にいたら勉強するチャンスが少ない言語だからという理由もあります。

でも、一番大きな理由は、アラビア語を勉強しているということが学生たちとのコミュニケーションに繋がるからです。

アラビア語でなんて言うの?という質問をしたり、日本語とアラビア語の違いを知って授業で説明したり・・・という直接的なコミュニケーションもあれば、「私もいまアラビア語を勉強しているの。難しいよね〜」という言語を学ぶ者同士の共感もあります。
それに私が日本語を勉強している学生に対して親近感を持つように、アラビア語を勉強していることで親近感を持って欲しい、という想いもあります。

ちなみに、「アラビア語って難しいよね〜」と私が言うと、たいていの学生は共感してくれます。
彼らも標準アラビア語(フスハー)は学ばなければならず、かなり難しいと口々に言っています。
アラビア語の文法はかなりルールが多いし、普段使っている口語(アンミーヤ)とは違うので、彼らもちゃんと勉強しないと良い点数は取れないそうです。
大学受験代わりの全国統一テスト(「タウジーヒ」というテスト)では、アラビア語の点数を取るのが理系の科目以上に難しい、とも言われています。


ヨルダンに来て思ったことですが、海外にいる日本語教師は外国語を勉強するには最適の環境ではないかと思います。
ネイティブがまわりにたくさんいるし、日本語が話せる人もいるので質問がしやすいし答えも理解しやすいです。
それに日本にとても興味を持っているので時間も割いてくれますし、わざわざどこかで会う約束をしなくても、授業の前後に話すことができます。
おかげさまで、私は自分の作っているPodcastのゲストに困ることはありません。

というわけで、ヨルダンに来てから少しずつではありますがアラビア語の勉強を続けてきた結果、「日本語教師にしては話せる」という評価をいただけるようになりました。
ものすごく微妙です。
当社比です。
でも当社比でも「話せる」と評価していただける のは嬉しいです。


それにアラビア語で会話するのは楽しいです。
使いこなせない言語でも話しをするのが私は好きです。
なぜでしょう?
一生懸命になるからでしょうか?
つたないながらも伝わると嬉しいからでしょうか?

とにかくアラビア語で会話するのが好きです。
もっとコミュニケーション ができるようになりたいです。

そんなもろもろがモチベーションとなって、今日も勉強しています。
シュワイエ、シュワイエ(ちょっとずつ)・・・
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