もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

2014年 初授業で総復習 忘却の彼方

2014年になりました!
と、日本人である私は大いに感慨深く1年を振り返ったり新年の目標を掲げたりしているのですが、ヨルダンの多くの人にとってそれはあくまで暦の上での変化でしかありません。

1月1日は祝日ですが、2日からは通常授業。
なんなら1月1日も普通にバスも動いていますしタクシーもいつも通りつかまるし、お店も通常営業です。

さて、そんな中、新年初日の授業はヨルダン大学での今学期最後の授業でした。
来週は期末テストなので、その前の総復習なのですが・・・んもうびっくりするほど忘却の彼方

ヨルダン大学では中間テストがあるので、コース全体では7課扱ううち、期末テストの範囲は3課だけだというのに・・・学生は始終「?」でした。

今まではパワーポイントを使って口頭練習しかしてこなかったのですが、最近学生たちの「書く力」が全く身に付いていないので今学期からはいろんな場面で書く練習も始めました。
というわけで、総復習も最初に模擬試験を作って配布し、それを解きながら復習しよう、というスタイルに変更。

私が受け持っているのはレベル3のクラスです。
各レベルは7、8レッスンを4ヶ月ほど勉強します。時間数で言えば48時間。
ですから彼らは今まで少なくともレベル1、2を終えているので日本語学習歴は1年ほどあるはずなのですが・・・。
プリントを配布してわかったのは、まずひらがな、カタカナがやや読めない人がいる。
特にカタカナは危うい。
さらに、書く方はもっとできない。
カタカナは壊滅状態。

うん、もう今まで私は何をやってきたのでしょう。

口頭練習中心は「わかったつもり」になりますが、読み書きができないってことは「わかった」ことになるのか。

大いに頭を悩ませます。

さらに、文法も授業の時はできる(言える)のに、こうして総復習になるとみんな忘れている。。。
これは到底「日本語できます!」とは言えないのでは・・・。

さらにさらに、日本語を1年ほど勉強してきたのに、な形容詞(形容動詞)とい形容詞(形容詞)の違いもわかっていないという・・・。

たった1時間の授業で約4ヶ月分の復習は骨が折れます。
なんてったってほぼ初めて聞きました〜みたいな反応ですから。

私は学生が「?」という反応をするたびに、「勉強しましたよ!もう、私はザラーネ(悲しい)です!!」と言うと、学生は大爆笑。
いやいや、笑っている場合じゃないから!
君たち、来週は期末テストだから!!

本当にどうなるのでしょうか。

それでも、学生がみんな笑っていて、「先生、ありがとうございました!」と言われるとうれしいものです。
少しは学ぶ楽しさが伝わったら嬉しいです。
こうして反応してくれる学生がいるから自分は頑張れるんだと改めて思いました。
やや怒鳴ってしまった初授業でしたが、やはり楽しかったです。

期末試験までの数日で、どこまで学生たちの記憶が甦ってくれるかに期待します。
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