もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

会話クラブ 第32回 一年の計は元旦にある?

一年の計は元旦にあり、という言葉がありますが、ヨルダンの皆さんはどうなのでしょうか。

日本では年末が近づくと文房具屋にはスケジュール帳コーナーができあがります。
「手帳術」なんていう本もあるぐらいです。
私がOL時代に使っていた手帳は「夢が叶う手帳」といって、毎月目標を決めて振り返ることができるようになっているものでした。
ちょっとイタい・・・。

でもヨルダンに来てから、日本では計画が国家や会社レベルだけではなく、個人レベルでも大切にされているんだと感じるようになりました。

なぜなら、ヨルダンでは計画なんて無に等しいからです。

例えば、先月、アンマンに大雪が降りました。
私の住んでいるヨルダン大学の付近は降雪量が多かった方で、30cmぐらい積もっていたと思います。
おかげで3日ほど家から出られませんでした。
当然、大学はお休みです。
日本でもおそらく休日になったと思います。

でもヨルダンがすごいのはここからです。

休日がなんと、一週間も続いたんです!!
雪が降ったのは最初の2日だけなのに、 大学が丸一週間休講。
大学だけではなく、会社もお休み。お店もお休み。
スーパーや小さい店(ドゥキャンというコンビニのようなもの。もちろん24時間ではない)は、3日目あたりから短縮営業していました。

おかげで授業のスケジュールは大幅に狂いました。
でも、そんなことは「アーディー(大丈夫)」なのがヨルダン。
全てのスケジュールを後倒しにして、新学期も一週間ずらしたから「マーフィームシュケラ(問題ない)」だそうです。

去年も私は 同じような状況に見舞われました。
その時も大雪で期末試験が行えなくなったのです。
本当にその時は困りました。
なぜなら、期末試験の翌日から旅行に行く予定を入れていて、チケットも買っていたからです。
それなのに大学側は「チケットをキャンセルしろ」というので、ずいぶんもめました・・・。結局旅行には行きましたが。

まあ、とにかくこのように「予定は未定」状態のヨルダンの皆さんは計画するのか?という大きな疑問。

まずはてはじめに「スケジュール帳を使っていますか?」という質問に対して全員がNO。
1人、仕事で使うという人はいましたが、プライベートでは絶対に使わないとのこと。

めんどくさいし、予定は常に変わるからいらない。
携帯に試験日を入れるぐらい。

だそうです。

それに「今年の目標」といったものとは縁がなさそうです。

私は「一年の目標を元旦に決めて、一年間それに向かってがんばるために計画を立てる」という話しをしたら、みんな全く興味がなさそうな顔になり、コメントもなくなりました。
どうやら長期的な目標を立てる習慣はないようです。
社会人は、
「上司や周りの人によってスケジュールが変わるし目標も計画も変わる。だから自分でプランをたてても意味がない 」
と言っていました。

学生は、、、「授業と試験をがんばるだけ」だそうです。


確かに、学生と話していても目標やしたいこと、将来の夢を語る人は少ないです。社会人はなおさら、とにかく仕事をこなすだけ、という人が多いと思います。

でもそれが悪いというわけではありません。

目の前のことを頑張れるって素晴らしいことじゃありませんか。
それに自分でたてた目標に縛られて、焦ったり不安になったり・・・そういう無駄なことをしなくてすみますから。
なるようになるさ。
そんな感じでしょうか。

しかし、私は目標に向かってぐいぐい生きていたいので、目標や計画に対してのらりくらりの話しをする彼らとは残念ながらこのテーマでの 会話はなかなかできませんでした。

計画は常に変わるもの。なるようになるさ〜。
そんな彼らがうらやましい反面、私は今年もあれこれ目標を立ててがんばっていこうと思います。
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