もし日本語教師がアラビア語を勉強したら

日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編、日本生活復帰編を経て、大学院編に突入します!

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ラマダンイベント 後半戦

前回に引き続き、ラマダンイベントについて。


第3弾・ラマダン紹介(7月19日4時〜)
映画、書道は毎年恒例ですが、今年は日本語を勉強している学生からラマダンの文化を日本人に紹介してもらうイベントも実施しました。
まさにGive and Takeのの「Take」のイベントです。
事前に10人ぐらいの学生に「ラマダンについて簡単なプレゼンを日本語でしてください」とお願いして、結果4名がプレゼンをしてくれました。

プレゼン内容は以下の通りです。

①マイさん「ラマダンはいつから?」
ラマダンは新月から始まりますが、いつが「新月」か、というと「ヒラール」といわれる細い月が昇った翌日から始まります。
(「新月」なのに細い月が上る?と不思議な気持ちになりますが、そういうものなのです)
そしてこの「ヒラール」が出たかどうかを、政府の人たちが砂漠でキャンプをしながら確認するそうです。大変ですね。

②ファラさん「ラマダンの祈り」
ラマダンは断食をします。そしてたくさん祈るそうです。
ラマダン中は祈りが届きやすいと考えられていて、とくに深夜の時間は空から天使が舞い降りて、願いを聞き入れてもらいやすい、と考えられているからです(ほんと?)。
だからラマダン中はたくさん祈るし、自分のためだけではなく、家族や世界中の人の幸福を祈るそうです。
なるほど。だからラマダンは「神聖な月」なんですね。
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③アラーさん「ラマダンの習慣」
ラマダン中は断食をしますが、一日中食べないわけではありません。太陽がでている間は食べません。飲みません。
そして、飲食だけではなく、タバコも吸いません。悪口も言いません。
というのがラマダンの習慣です。
なぜ、このようなことをするのか。
それはアッラーとの約束だからという理由もあるし、貧しい人の気持ちを知ることができるという理由もあるからです。

④ハナーンさん「ムサッハラーティ(مسحراتي)」
ラマダンの時、午前2時ぐらいになると、どこからともなく太鼓の音が聞こえてきます(地域によりますが)。
うるさいな〜と通りを見ると、おじさんが大きな太鼓を叩きながら歩いています。
ラマダンだから浮かれちゃったのかな?と思っていたら、このひとは「ムサッハラーティ(مسحراتي)」という職業で、もうすぐ日が昇るから朝ごはんを食べなさい!と知らせてくれる人だったそうです。
(私は知らなかったので、あやうくこのおじさんに文句を言うところでした)

ムサッハラーティはラマダンの時だけ有志のおじさんが太鼓を叩いて歩き回るそうです。女の人は危ないので男の人だけ。
昔はムサッハラーティさんが太鼓を叩いて朝を知らせ、さらには裕福な人からご飯や衣服やお金を受け取って貧しい人へ分配する役目も担っていたそうです。

以上が学生による発表でした。
このイベントでは日本人もたくさん来てくれたので、学生も誇らしげに見えました。日本語で立派なプレゼンをしている姿にちょっと感動しました。
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最後に記念撮影。日本人もたくさん来てくれました。ありがたい!!

長くなりすぎたので、第4弾は次回・・・。
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