もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

会話クラブ 第48回 親孝行してますか?

しばらく会話クラブについて書くのを忘れていましたが、ラマダンを除いてほぼ毎週開催していました。

会話クラブの認知度が広がったのか、もしくは時間のある学生が増えたおかげか、参加人数も10人ぐらいは常に集まるようになり、さらには日本人留学生も来てくれるようになりました。

大変ありがたいです。

さて、今回は毎年恒例、慶応大学のアラビア語研修の一団がヨルダンにやってきました。

今年もヨルダンの日本語学習者たちとのはもちろんですが、この交流そのものが新しいNPO「ヨルダン日本協力協会」の活動として認められる(予定)ので、俄然やる気がupします。というかやらなきゃ!というやる気と言うか圧力と言うか、、、まあとにかくそんなこんなで会話クラブを開催しました。


毎度研修生との交流会では恒例ですが、1回は日本語の会話クラブ、もう1回はアラビア語の会話クラブと開催しています。

日本語の会話クラブのテーマは「親孝行、していますか?」です。

慶応大学の学生17名と先生方3名、そして日本語学習者15名ぐらい(たぶん)が集まりました。

4つのグループに分かれて話し合い、最後に発表するスタイルにしました。

私も1つのグループに参加したのですが・・・予想以上に日本人の学生が親思いで感動しました。
イスラムの国では親は大切にするべきものという教えがあるし、家族を大事にする文化があるので、「親孝行したい」「いつも両親を手伝っている」「将来は親に家を買いたい」などの意見は予想範囲内でしたが、日本人の学生も同じように両親を手伝っていたり、「将来は良い仕事について親に楽をさせたい」なんて意見も出て来て驚きました。

私の学生時代なんて、親なんて大嫌いだったし親孝行なんてする必要がない、ぐらいに思っていましたから。
今はもちろん改心して、というか親に感謝と尊敬の気持ちを抱いていますが、学生時代なんて・・・。

私は中学生ぐらいからずっと反抗期で親を恨んでいたので、改めて両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
でもまあその分、大人になってから大事にしようという気持ちになれたことや、嫌いだった分、好きになれただけでも嬉しいんですが。


参加者はみんな若いので「今後、どうやって親孝行していくか」という話になりました。
考えてみたら各自、自分にとっての親孝行はこういうことをすべきだ、という考えはありますが、親に直接聞いた人はいませんでした。
この話になったのは、老人ホームか在宅か、どちらが幸せか?という話になったからです。
ヨルダンの学生はもちろん、在宅しか考えられません。
これはイスラムの文化でもあるし、ヨルダンには質のいい老人ホームが存在しないためです。
でも日本ではどうでしょうか?
老人ホームが多数あるし、在宅でもプロに来てもらうこともできるし、選択肢はたくさんあります。
さらには在宅で介護して、その疲れによって親を、、、というニュースも何件か見たことがあります。
そのため私は老人ホームでもいいんじゃないかな、と思っているのですが、結局親の希望を聞くのが手っ取り早いのでは?という話になりました。

とはいえ、まだまだ皆の両親が介護が必要になるには時間がかかりそうでした。

こんな話を1時間ぐらい続けて、最後に各チームによる発表&振り返りでこの日の会話クラブは終了しました。
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