もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

会話クラブ 第53回 10年前の私と今の私

最近、会話クラブのネタがないので、インターネットでディスカッションのネタを探していたら見つけたテーマがこちら。

「10年前の私と今の私」。

なかなか楽しそうだと思って、選んでみたけど…会話クラブの参加者ってほぼ若者(20代)なので、10年前ってあんまり覚えていないというかネタがないというか、10年前も今も学生って人がほとんどでした。

ですから、小学校や中学校のように同じ地区、同じ年齢の人間が集められる生活から、大学のようにサークルやアルバイトを通して年齢や出身や専攻が違う学生との出会いを通して少し視野が広がった、という意見が多かったです。

確かに会話クラブに参加しているという時点で日本人であってもヨルダン人であっても、自分の国以外の人との交流をしているので、出会う人も一律ではなく、視野が広がるチャンスなのかもしれないなと思いました。


私も大学生の時と、その10年前を比べてみました。。。(遠い遠い昔。。。)

小学生の時は勉強が好きでしたが、それを周りに知られると馬鹿にされたり、逆に褒められて遠ざけられたりして嫌でした。クラスのグループにも入れなくって、友達がいない恐怖で学校に行きたくないとズル休みしたこともあります。

ああ、そういえば小学6年の時、担任の教師(男性)のセクハラを訴えるためにクラスの女子全員が校長室に直訴&クラスをボイコットしたことがありましたが、そのことを当日の朝まで知りませんでした(つまり、クラスの女子の輪から完全に外れていたんですね)。

その事件がきっかけにもなって、女子のグループが怖くて、中学でも高校でもクラスの中に溶け込めた実感はまったくなく、高校では2年の時はあまり学校に行っていませんでした。

そんな学生生活を支えてくれたのは幼馴染みの存在です。
幼馴染みが私を受け入れてくれて、一緒に時間を過ごしてくれたから孤独に陥りすぎずにすみました。

そして私の家族は、周りになじめない私を無条件に愛してくれたし、登校拒否をしようが泣き叫ぼうが好きにさせてくれましたし、勉強の面では学校の先生以上に丁寧に教えてくれたので私は勉強と読書が好きでいられました。
(と、美談っぽく書いていますがそんな両親に対しても10年ぐらい反抗期でけんかをし続けていました・・・懺悔・・・)

と、そんな高校までの生活でしたが、大学に入って・・・いや、あんまり変わってないかなあ・・・

記憶をさぐってみたら、大学に入ってもサークルになじめないしクラスにもなじめないし、女の子グループに所属したもののやっぱりグループで仲良くしましょ。の空気がつらかったし、いろいろ無理して付き合うために酒や恋愛の力を借りていたような気がします。
ただ、大学では勉強はしたい人がすればいいという空気はあったし、全員が同じ勉強をしているわけではないので成績優秀かどうか、テストでいい点が取れるかどうかの価値はあんまりなくなったと思います。
その空気が私にはとても楽だし楽しいものでした。好きな勉強を好きなだけできる、という環境はうれしかったです。
(その割に、あんまり熱心には勉強していませんでしたが…)

そして大学時代にアルバイトを始めて、学校以外のコミュニティでの生活を体験しました。そこで、両親以外の大人の人(バイト先の上司)と知り合って本気で怒られたり私の人生に入ってくるような叱り方をしてくれる人に出会いました。
その上司に叱られたことで、いままで賢く生きていたつもりの自分が馬鹿だったことや、人と仲良くなれないのは相手が私を遠ざけているのではなく自分が自分で壁を作っていることに気づかされました。

まあ、そんなこんなで大学生後半はやや生きやすくなりました。

ってあれ?会話クラブのネタをあんまり書かず、自分の回顧録になってますね。

まあ、そんなネガティブな私ですが、大学を卒業した後に一般企業に就職したり、日本語教師の学校に通ったり、転職したり、ヨルダン来たり、大学後の10年のほうがよっぽど展開が激しいです。

そして変化も激しいです。

だってもうグループなんてどうでもいいし。
そんなくだらないことを考える前に仕事しましょうって感じだし。
仕事という名目があれば、いくらでも人の中に入っていけるようになりました。
そして日本語教師になってからは、自分から人の人生に関わるようになって、大変だけど楽しいなあと思えるようになりました(企業にいたときはあんまり関わりたくなかった・・・なぜだ・・・?)。

というわけで、10年前より今のほうがよっぽど楽しいです。
それは、私が出会ってきた人に支えられてきたからです。
だから私も誰かの人生に少しでもプラスになれたら嬉しいなーと思います。
この気持ちがあるから、無駄に(余計に)労力を使うことが多々あります。いいのか悪いのか…。

いずれにせよ、会話クラブに来ているような若者が今を嘆いていたとしても、あきらめずに生き続けてほしいなあと思います。



というわけで私のみ、いろいろ思い返して感慨深くなってしまいましたが、周りの学生は盛り上がらないまま会話クラブが終了しました。。。テーマ選び、気を付けよう!!

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