もし日本語教師がアラビア語を勉強したら
日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編を経て、日本生活復帰編に突入します!

ヨルダンに行く前に考えていたこと その②

さて、前回に引き続き、私が過去に書いていたもろもろについて恥をさらそう、という記事なのですが...そもそもこの研修、なんの研修かというと、日本語教師の技術を磨くための研修でした。

私の他に3人、一緒に研修を受けていた日本語教師がいました。
その人たちは日本語教師の資格はあるけどボランティア教室やプライベートで教えていた人たちで、私はその当時で1年ぐらい教えていた経験があるのに一緒に研修することになり...正直言って、「私、経験あるのに...」という不満と「いや、余裕でしょ」と油断している部分もありました。

でも、研修が始まって、というより実習(実際に外国人相手にする授業)を始めたら、もう予想以上に自分ができていないし、これでもか!というぐらい教官にご指摘をうけまくり、1年の経験なんて大したことなかった...というか何もわからないまま、ただやっていただけなんだなーと痛感しました。

仕事として教えていたってびっちり授業見学をうけたり指導をうけたりはそうそうしていなかったので。

そこで、自分がいかに日本語を教える際の知識が不足しているかを痛感した研修でした。
この研修を受けることができたのは、教師として本当に幸運でした。アルハムドリッラー!!!

その研修で、私が授業見学をうけた際にどんなことを言われたかというと...

「①学習者の言葉を繰り返す(正誤に関わらず)=教師が話しすぎる。
 ②テンポが早すぎる。緩急の「緩」がない。
 ③慌てるとよく話す。 
 ④学習者を待てない(②に通じる)
 ⑤「うん」「いいです」を多用。→くせになっているので、できるだけ意識してやめる。
 ⑥学習者の達成度を理解していない。甘い。
 ⑦評価が曖昧。何がよくて何が悪いのかを具体的な事例で示していない。雰囲気だけ。」



でした。
...いやー、未だに③⑤⑥⑦なおってない。というかつい最近、今働いている学校の見学をうけて言われた言葉そのまま!!

この報告書を肌身離さず読み続けていたら改善できたのかもしれないのにな...これからブログを常に見ながら教えないと!!
というか、ヨルダンに行ってから評価をするってあまりしてこなかったんですよね(言い訳)。
ここでいう「評価」というのは、5段階評価とかの成績って意味ではなくて、1回1回の授業で何ができたと言えるのか、何ができるようになったらいいのか、というモデルや目標の提示をしていなかったってことだと思うんです。
教師として、「今日はここまでやるよ!」とか、「これが言えるようになったら、これができるよ!」ということを示すのが大事なことだとはわかっているのですが、実践がなかなか難しいです。


さて、そんな研修を終えた私が建てた目標とは!?

「●これからすること、課題
①目標を立てる。この授業が終わって何ができるようになりたいかを考えて授業をする。  
1回1回の授業で達成感を学習者が得られるような授業をしていきたい。
②教科書「で」教える
  目標に合った例文、教材を選んで(または作って)使用する。メインテキスト以外にも積極的に
  聴解や視覚教材を使っていきたい。
③学習者の方が発話の多い授業
  学習者のアウトプットを促せるような授業を作っていきたい。
  初級であっても、目標はアウトプットだということを忘れないように気をつける。
④ちゃんと評価する。
  初期評価から具体的な事象をもとに評価をつけて、その後の評価によって進度をコントロールできるようになりたい。」


この文章を見るからに、④は何をしたらいいのか、自分でもわかっていなかったような。
なんとな〜く書いている感じがばればれです、当時の私!

それはさておき、①②③は今でも大事にしていることです。
特に、日本に戻ってからは職業として日本語教師をするためには①は欠かせないな、と思っています。
成長を実感できるからお金がもらえる、そのために自分は何ができるかなー、と考えながら日々お勤めしています。


さて、この記事をまた数年後見て、私は何を思うのだろう...。

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