もし日本語教師がアラビア語を勉強したら

日本語教師とは語学のプロ(のはず)。そんなプロ(の駆け出し)が語学に挑戦したら、どうなる?をテーマに始めたブログも、アラビア語学習編、ヨルダン生活編、日本生活復帰編を経て、大学院編に突入します!

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パンダ効果@アレキサンドリア

久しぶりに海外に行って、自分が外国人である状況になり「ああ、パンダだなあ...」と感じました。

カナダやアメリカの大都市だったらアジア人だろうが何人だろうが関係ないのかもしれませんが、アラブの国でアジア人は十分パンダになり得ます。

例えば、道を歩くと視線を集めてしまう。買い物をしたりタクシーに乗ると「何人か」と聞かれて「日本人」と答えると「マーシャアッラー」っと言われる。
そして「一緒に写真を撮ってもいい?」と聞かれる...など、普通に自分の国に生活していたらあり得ない出来事が起こる...これがパンダ効果!!

パンダ効果はいいこともありますが、馬鹿にされたりセクハラされたりすることもあるのでムカつくことも危ないこともあります。なので喜んでばかりも入られません。
ですが、日本語教師の場合は無条件で学習者に慕ってもらえたり守ってもらえたりするので良い面の方が多いんじゃないかなーと思います。
私もかつてヨルダンの日本イベントで浴衣なんて着た日には、写真を勝手にバシバシ撮られるわ一緒にポーズ取らされるわもう大変なパンダ効果を引き起こしていましたが、日本に帰国したら誰も私に注目しません(笑)


そんな寂しい(?)思いもしつつ、日本で生活してきましたが、アレキサンドリアへ行ってみると、、、最初はあまりパンダ効果を感じませんでした。子供に声をかけられることはあっても、大人に声をかけられたりじろじろ見られないと感じたからです。でも、一緒にいた友人曰く「後ろからめっちゃ見られてた」そうです。
さらに、別の場所では私にではなく、エジプト人の友人に「あの人(私)は何人?一緒に写真を撮ってもいい?」と聞いてくる人がいたそうです。
なんだろう...シャイなのか?一応気を使っているのか?どっちなんだ!?

と、いずれにせよ海外では私もパンダになれるんだな〜と再確認しました。
(同行してくれた友人にはご迷惑をおかけして申し訳ない...)

本物のパンダは、そこらへんに大量にいるわけではない珍しい動物です。だから注目されます。
そしてこれは私の意見ですが、パンダは自然界では生きていけないぐらい弱い生き物で、その弱さと可愛さ故に大切にされているんだと思います。

では日本語教師のパンダ効果とは?
ヨルダンやエジプトなどの国においては日本人は珍しいです。だから注目されます。
しかも日本語を勉強する人にとっては日本語ネイティブは貴重な存在なので、大切にされます。
そして往々にして日本語教師は現地語に不自由な(=弱い)ので、学習者たちは大切にしてくれます。

と、まあやはりパンダだよね。と思うのですが、やはりパンダでい続けるわけにはいかないんだよなあと同時に思います。

日本に帰国してからも外国人に日本語を教えているのですが、私はその他大勢の日本人の一人であり、日本人というだけで注目されることはありません。
ですが、やっと最近「先生と勉強できてよかった」とか「先生の授業はとても楽しかった」と言ってもらえるようになって、パンダじゃない自分でも認められたのは喜びであり自信につながりました。
(もちろん、そうじゃないケースもありますが、それはそれで教訓として真摯に受け止めています)


パンダ効果を悪く言うつもりはありません。
むしろ、私はパンダ効果を楽しんでいます。
でもパンダだけでなく、別の武器も手に入れて大きな存在になっていきたいな〜とますます思うようになりました。
そのためには、面白い授業とか学習者とのつながりとか、いろんなアプローチがあるのだと実感しています。
いろいろ試して、いろんな引き出しのある教師になりたいです。

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